活動内容について


研究活動の枠組み

1. 研究課題

 我が国の海域においては、これまで主に国や大学・研究機関等の調査により海底資源の存在が確認されており、またこれら資源を対象として効率良く調査を進めるための技術開発が続けられています。しかし、将来の民間による調査の事業化のためにはさらなる効率化、低コスト化のための技術開発を世界に先駆けて確立していくことが課題となっています。

2. 研究目的

 本研究においては、世界に先駆けて、広域調査から詳細精密調査まで段階別の効率的調査手法を実証し、また実証試験において取得したデータに対し最新の処理解析を適用します。さらに調査データ処理解析結果を統合し資源ポテンシャルの総合解釈評価することで、高効率かつ低コストの統合型調査システムを確立することを目的としております。

3. 研究の取り組み

  当技術研究組合は、下記の研究活動の枠組みにより、試験研究を進めてまいります。

StudyOutline


1) 各種探査データ取得技術の研究  

音響・音波・電磁・重磁力等の各種物理探査データ取得方法の改善

2) 各種探査データ処理解析技術の
研究  

他分野で実用化されているデータ処置解析手法等の応用

3) 総合地質解釈評価技術の研究   

各種処理解析結果を統合した総合地質解釈評価の確立

ページのトップへ戻る